2011年8月31日

石炭炉制作 第12回

本日、石炭炉制作12日目です。

今日は送風機に取り付けるパイプ作りから始まりました。

これは送風機の口のサイズに合うエルボというL字のパイプ。
このエルボに合う様にパイプを作ります。

まず、鉄板を真っ赤にします。

パイプの内径に合う丸棒を万力に固定します。

鉄板を巻きます。

巻きつける為の丸棒に持つ用の長い丸棒を溶接します。
その丸棒をコロコロ転がしながら、ハンマーを2本使って巻いていきます。1本で鉄板を固定して1本で丸棒に叩いて添わせていきます。

赤くします。

巻いていきます。

繰り返します。
これを2本作ります。

送風機から羽口までの構造です。

まず羽口の位置を決めます。
炉で作業する際の立つ位置から向かって横から空気が出るように設置します。
炉の淵から羽口の中心が7cmのところ水平よりも少し上向きになるように固定します。

羽口の後ろにエルボを付け、パイプの位置を決めます。
炉の底にパイプを通す穴をあけます。

熔断であけました。

スッポリ入ります。

次に、パイプの中に空気の量を調節するバタフライバルブを作ります。

まず、パイプの内径の少し小さいサイズのプレートを切り出します。

内側の形をケガきます。

ハンドシャーで切り出しました。

あとは、削って整えます。

次に軸になる丸棒を加工します。

13mmの丸棒の先を旋盤で9mmに削って細くします。

次に、プレートと重なる所をフライス盤で削っていきます。

削れました。

次に、プレートをフライス盤で削っていきます。

どちらも削れました。

そして


ピッタリはまりました!

あとは穴を開けて、ボルトで固定するのですが、これは宿題になりました。


やっと送風機の部分にとりかかれてうれしいです!
あと少しです!