2011年9月27日

石炭炉制作 第15回

本日石炭炉制作15日目です。

本日は最初に、ハンドルの付け根にあるバネに丸パイプでカバーをします。

この部分にに石炭の粒が詰ることによって、ハンドルの動きが悪くなるのを防ぐためです。

それが終わると、内側の防サビ塗装です。
石炭は、燃え方を調節するときに、水をかけます。
さらに、熱も加わるのでとてもサビやすいそうです。
外側よりも強力な防サビ効果のある塗料を使用します。
サビの上からでも塗れるタイプです。


そして、ついに平田さんの工場での作業が終わりました!
後はテップン工場に運び入れ、排気ダクトの取り付けなどをします。

…ですが、まだ工場の準備ができていないので、少しの間、隅に置かせてもらいます。

なので、火入れもまだ先になりそうです。頑張って石炭炉を置く準備をしなくては!

2011年9月22日

石炭炉制作 第14回

石炭炉制作第14日目です。

本日は、バタフライバルブをパイプに取り付けます。
丸いプレートは石炭が詰まっても大丈夫なように、かなり1~2mm以上の隙間があるように、スカスカに削っておきます。

これが、送風機から送り込まれる空気の量が1番多い時。

こちらが、空気の量が1番少ない時。

そして、エルボを溶接で付けます。

付けました。

これが、炉の下の部分。

送風機をパイプに対して無理なく接続できる位置にボルト2本で固定しました。

そして、エルボとパイプを溶接で付けて、送風機から上のパイプまでつなげます。


そして、ついに送風機部分が完成しました!
上部分

下部分


電源をonにすると、200vの送風機が風を送り込んでくれます。
バタフライバルブでのコントロールもできました。

後は、軸にハンドルを付けたら完成です!

次に、外側の塗装を全部完了しました。

炉の内側は後ほど防サビ塗料で仕上げます!

2011年9月21日

イッテンモノプロジェクト・・・

無事に終了いたしました。
足を運んでいただいた方々、作品を買って下さった方々、誠にありがとうございました。

今回の展示は前回のTシャツ展の時とはガラリと雰囲気が違って、スッキリとした印象でした。

こちら私のブース。

新作の耳かき達。
真鍮で作った耳かきです。
上から
トカゲ、ヘビ、ドクロ、ワニ、ネコ、ミミカキ君、アンキロサウルスです。
いろんな種類を増やしていく予定です。
オーダーメイドでも承っております。
お好きな形の耳かきはいかがですか?

今回、この黒檀の耳かき専用ショーケースも制作しました。
黒檀はとても硬く、油断すると割れてしまいます。とても難しかったですが、久しぶりに木を扱うのはとてもたのしかったです。

こちらも新作のトリさんフライパン

そしてヘビさんフライパン
この2つのフライパンは蓋つきです。
蓋は柄を利用して立てて置けるようになっています。便利です。
卵料理やベーコン、チーズも一緒に焼いて、そのまま食卓へ!
食卓が楽しくなるようなフライパンを目指して制作しました。

定期的にプロジェクトに参加させて頂いて、その度に勉強になっています。いろんな作家さんとも知り合えるのは私にとって、とても貴重な時間です。

企画、運営をして下さった方々、一緒に参加した作家さん達、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします!

2011年9月14日

石炭炉制作 第13回

本日、石炭炉制作第13回目です。

この日、私はこの後に控えている展示の為にフライパン制作をメインに進めさせていただきました。なので石炭炉の制作は彼氏さんが1人で進めてくれました。
これは宿題だったもの。
本来は前回制作したパイプの中で組み立てます。

本日は、前回たくさん作った部品を溶接でつけていきます。

羽口を設計図の高さに固定します。
羽口は鋳物なので、フラットバーと溶け出す温度が違うので溶接するのはとても大変だったそうです。
次に羽口の後ろにエルボをつけてパイプの位置を決めて、仮溶接します。

本日はここまで。
私はフライパンの部品をたくさん作ってヘトヘトになりました。
石炭の扱い方がまだまだなので、狙った部分を狙った柔らかさにできません。
もっと精進しなければ!

2011年9月11日

真鍮ヘアゴム


アボカド、猫、ドクロです。
もっと種類を増やしていく予定です。

2011年8月31日

石炭炉制作 第12回

本日、石炭炉制作12日目です。

今日は送風機に取り付けるパイプ作りから始まりました。

これは送風機の口のサイズに合うエルボというL字のパイプ。
このエルボに合う様にパイプを作ります。

まず、鉄板を真っ赤にします。

パイプの内径に合う丸棒を万力に固定します。

鉄板を巻きます。

巻きつける為の丸棒に持つ用の長い丸棒を溶接します。
その丸棒をコロコロ転がしながら、ハンマーを2本使って巻いていきます。1本で鉄板を固定して1本で丸棒に叩いて添わせていきます。

赤くします。

巻いていきます。

繰り返します。
これを2本作ります。

送風機から羽口までの構造です。

まず羽口の位置を決めます。
炉で作業する際の立つ位置から向かって横から空気が出るように設置します。
炉の淵から羽口の中心が7cmのところ水平よりも少し上向きになるように固定します。

羽口の後ろにエルボを付け、パイプの位置を決めます。
炉の底にパイプを通す穴をあけます。

熔断であけました。

スッポリ入ります。

次に、パイプの中に空気の量を調節するバタフライバルブを作ります。

まず、パイプの内径の少し小さいサイズのプレートを切り出します。

内側の形をケガきます。

ハンドシャーで切り出しました。

あとは、削って整えます。

次に軸になる丸棒を加工します。

13mmの丸棒の先を旋盤で9mmに削って細くします。

次に、プレートと重なる所をフライス盤で削っていきます。

削れました。

次に、プレートをフライス盤で削っていきます。

どちらも削れました。

そして


ピッタリはまりました!

あとは穴を開けて、ボルトで固定するのですが、これは宿題になりました。


やっと送風機の部分にとりかかれてうれしいです!
あと少しです!

2011年8月20日

キッチン

うちは二人で暮らしているのですが、比較的大きな寸胴鍋や中華鍋を多用します。
なので、鍋を乾かす為のラックをつくりました。

大きな鍋も乾かしたいので、安定させるために土台の木は大きめです。

穴を開けて

ボンドと木ネジでくっつけます。

写真を撮り忘れてしまいましたが、丸棒を同じ長さに切り、太さを調整、
やすりがけ、そしてボンドをつけて穴に立てていきます。

ボンドが乾いたら、オイルを塗って乾いたら完成です!

うちにある1番深いパスタパンも楽々と乾かす事ができます。

またキッチンが便利になりました。

2011年8月14日

お盆

お盆休みに入って、小学校からの友人の麻子ちゃん家族が遊びに来ました!

前々から練習していた、生地から作ったピザを焼きました。

さらにこの日のためにピザピール(ピザをオーブンやピザ釜に入れるための、巨大なフライ返しの様な物)を作ったので、いつもよりスムーズに焼けるはずです!

こちら2歳になる太芽(タイガ)君。通称トラちゃん。
お母さんそっくりの長いまつ毛のかわいい男の子です。
ものすごい勢いで「うまい!うまい!」と言いながら、食べてくれました。

もう、感激です!

ピザピールもうまく使いこなせたので満足です。
次はデザインをもう少しかわいくしたものを制作したいと思います。
商品化できるといいなぁ。。。

次の日の午前中には帰ってしまいましたが、とてもなついてくれたのでとても楽しく過ごせました。
また実家に帰る時には、一緒にあそびたいです。

2011年8月5日

石炭炉制作 第11回

本日、石炭炉制作11日目です。
では、フードの続きです。

溶接のビート部分を削って鉄板に干渉しないようにしていきます。

後でリベットを打つのでその部分を計算し、よけて溶接で仮り付けしていきます。
溶接の準備をします。

1枚目

2枚目

溶接中

3枚目

溶接中

仮溶接が終わるとリベットです。

写真を撮り忘れたので、いきなり完成写真です。
乗せてみました。

そして塗装。(1面だけ)

かなり完成に近づいてきました!

次はついに送風機の部分です!
もうすぐ完成です!