2011年7月14日

石炭炉制作 第6回

本日、石炭炉制作6日目となりました。

前回1カ所だけ補強板を取り付けたので、他の補強板も2個のリベットで固定していきます。


これらの補強板をつけるので、
中間のプレート1枚に対してリベットが16個×4枚=64個
1番上のプレート1枚に対してリベットが20個×2枚=40個

計104個を必要になります。
それら全てを、リベットを差し込んで鉄板から5mmほど出たところできります。始めは金鋸を使って手で切っていたのですが、量が多すぎるので、バンドソーを使わせてもらう事になりました。

この日は平田さんの生徒さんが3人いらっしゃっていて、中がいっぱいだったので、私は外で作業する事になりました。

かなり暑い日だったので、平田さんが強い日差しを様々なやり方で遮ってくれました。

素敵な空間でした。そして快適!
時間が進むうちに、太陽の位置が変わるので、ドラム缶植木鉢を移動させて対応しました。

私が切っている間、彼氏さんと平田さんはドリルでリベットと同じ数だけ8.1mmの穴を開けていく作業をしてくれました。ただ、下穴といって、1度サイズの細い3~4mmのドリルで穴を開けてから8.1mmをあけるので、2倍の208個の穴ををあけることになります。


そして、両方の作業がほぼ同時に終り、ついにリベットをカシメ始めます。

量が多いので、全部手でかしめていくのはかなり大変な作業です。なので、平田さんが提案してくれたエアーチゼル(道路工事に使う削岩機の様な機械、強力な打撃力がでる)の先端をリベット用に改造した道具でカシメていきました。

この道具がとても怖い。押さえる力が弱いのか、ビビって腰が引けているのか、あばれてリベット以外の場所を連打。なかなか私がコツをつかめないでいると、エアーツールを使い慣れている彼氏さんがすぐにコツをつかんでいました。

なので、私が大ハンマーで金床担当。彼氏さんがエアーチゼル担当で進めていきました。

この日の変化


まだ1番下の十文字型の補強板の取り付けが残っていますが、リベットをつける事によってかなり完成に近付いたように見えました!


休憩の時に平田さんがアイスとパイナップルとバナナの盛り合わせと冷たくて美味しい梅ジュースを差し入れしてくれました。平田さん本当にご馳走さまでした。



この後は、平田さんが主催の「鍛造を仕事にしている方々が集まって韓国料理で親睦を深める集い」に参加しました。先日鉄粉工場に作業しに来た、川地さんも紹介をかねて駆けつけてくれました。

仕事の先輩のお話しをたくさん聞けてとても楽しいお食事会でした。